海外旅行はじめの一歩

海外旅行では、日本円をそのまま使うことはもちろんできませんので、旅行先の国の通貨へ両替しておかなければなりません。
現地で両替することもできますが、入国してすぐにタクシー代やチップが必要になるかもしれませんので、少しばかりは事前に両替しておいた方がよいですね。

ただ、現金は盗難に遭った場合の補償はありませんので、持ち歩くのは最低限にしておいた方が安心です。

海外旅行に行く際は持っていると便利だといわれているのが、クレジットカードです。
クレジットカードは、カードを提示するだけでスマートに支払いでき、身分証の代わりにもなります。
紛失時に再発行もできますので安心ですね。

そして、トラベラーズチェックも用意しておくと便利です。
トラベラーズチェックも紛失時の再発行が可能で、殆どの国で使用可能ですからクレジットカードなどと併せて持っておくとよいでしょう。

海外旅行に必要不可欠なのが、パスポートです。
パスポートは、日本を出国するときや旅行先の国へ入国する際に身分証明書として提示する大切なもの。
これがないと海外旅行は始まらないのです。

パスポートの申請は、住民登録している自治体のパスポートセンターで行い、受け取りも同じ場所で行います。

パスポートと並んで大切なものが、ビザです。
ビザは国によって必要でない場合もありますが、必要な場合は提示しなければ入国ができません。

ビザは、目的の国へ入国するための仮承諾書ですから、事前に目的の国の大使館や領事館で発行してもらいます。

また、旅行先で車を運転する予定があるなら、国際運転免許証の申請もしておきましょう。
こちらは運転免許センターや警察署で簡単に申請できますよ。

海外旅行に行くには、旅行代理店などが主催するツアーに参加するか、航空券のみを購入して宿泊先は別に探すという方法があります。
それぞれのメリット・デメリットを確認してみましょう。

パッケージツアーは、航空券や宿泊先など海外旅行に必要なものがすべてパックになっているものです。
ツアーですからスケジュールは予め決められていますし、添乗員もついていますので、言葉の通じない海外では頼もしいですよね。
初心者なら、ツアーを利用した方が安心して参加できるでしょう。

一方、航空券と宿泊先を別々に手配する方法は、個人で手配しなければなりませんから何かトラブルなどがあったときは英語が話せないと大変です。
しかし、自分で手配して、そのとき一番安い航空券や宿泊先を集められる分、ツアーよりも安く利用できることが多いようです。

手間を惜しまないなら個人で手配してみると安く旅行できるばかりか、ツアーにはない経験ができるかもしれませんね。

海外旅行は、国内旅行とはまったく違うもの。
準備するものも国内旅行とは比べものにならないほど、たくさんあります。
なにはともあれ、まずは行き先を決めましょう。

海外旅行の行き先を決める際の重要なポイントは、２つあります。
１つめは、目的地のシーズン。
たとえば、日本では夏でもオーストラリアでは冬というようにまったく反対の場合もあります。
衣類など季節によって替えるものもありますので、十分調べておきましょう。

もう１つのポイントは、現地の治安情報です。
有名な観光地などは問題ないことが殆どですが、情勢が悪化している地域もありますし、最近は災害も多くなっています。
中には、日本では想像できないような危険な地域もありますので、必ず目的地やその周辺の治安情報を調べておくことが大切です。

昔から大人気の娯楽の定番といえば「旅行」です。
国内旅行に海外旅行、日帰り旅行など、世の中にはたくさんの旅行がありますよね。
最近は、宇宙旅行までできてしまうのですから驚きです。

ところで、旅行とは何度行っても良いものです。
まず、誰と行くかによって同じ場所でも印象は変わってきますね。

たとえば、愛する人と新婚旅行で訪れるのと社員旅行で訪れるのではまったく違います。
昔、修学旅行で訪れた場所も大人になってから行くと違う景色に見えたり、たくさんの発見があるものです。

現地の人との触れ合いがあったり、日常の生活を忘れられるのも旅行の良いところですよね。
このように、良い旅行は準備を念入りにすることで、より思い出深い旅行になるでしょう。
さあ、賢くお得な旅行を計画してみましょう。